2023.6.17

【対談企画】1年間のイベントを振り返る座談会!

ビィーゴのイベント担当2人による振り返り企画

こんにちは! ビィーゴ コミュニティマネージャーのアサカワミトです。

今回はイベント担当をしているミトとながはらの2人による対談をお届けしたいと思います。

実はビィーゴがオープンしてまもなくのこと。
コロナの影響でほとんどのイベントが開催出来なくなりました。それがちゃんと出来るようになったのが2022年のことでした。そこで今回は、イベントが再開出来るようになって1年。これまで開催したイベントを振り返ることで、今後を盛り上げるヒントになればと思い、対談を企画しました。

この1年、ビィーゴがどんなイベントをしてきたのか。是非ご覧ください。
イベントタイトルをクリックすると、それぞれのレポート記事が読めますよ!!

それではどうぞ!!

ビィーゴ イベントディレクター ながはら

ビィーゴでイベントの企画と進行を担当。
前職は枚方T-SITEのコンシェルジュ新聞記者と、異色の経歴。

ビィーゴ コミュニティマネージャー ミト

アナタとおしゃべりしたい人。
ビィーゴ内外で交流を拡げる担当。枚方のカフェに顔が広い。

桜の下での対談

ながはら

今日は桜の下で対談ってことでね。

ミト

そうなんですよ。このあと4月のビィーゴオフ会でお花見があるからなんですけど(笑)
その前にちょっと対談ということで、よろしくお願いします。

模索しながらのイベント開催

ミト

ところで永原さんがビィーゴで働くようになったのは、いつ頃でしたっけ?

ながはら

21年の1月ですね。

ミト

ってことはもうバリバリ、コロナ禍でしたか?

ながはら

バリバリのコロナでした。なのでイベントはオンラインを視野に入れて企画していましたね。それで「ワークスタイル解体新書」を開催しました。今のオシゴトークの原型みたいな企画です。とはいえあんまり参加者が多いとコロナに配慮出来なくなるから、少人数で開催せざるを得なかったりと、もどかしい思いでしたね。時期的にコロナはちょっと小康状態にはなっていたんですが。でも結局そこからまた感染者数が増えたので、この年は結局、11月に竹中さん(※元吉本興業の広報マン竹中功さん)のイベントを開催して終わった感じでしたね。

↑「ワークスタイル解体新書」ではオンラインでも実施。

ミト

僕は21年の9月からビィーゴで働き始めたんですが、確かにコロナが収まる兆しは見えていましたが、まだおおっぴらに開催するには微妙な時期でしたね。

ながはら

そうですよね。竹中さんのイベントも本来は夏ぐらいに開催したかったんですけど、微妙な時期だったので、11月にオンライン配信を取り入れたハイブリッド型で開催しました。100人ぐらい集まりましたね。

ミト

え、めっちゃ来ましたね。

ながはら

でも、まあ100人中60人くらいはオンライン参加ですからね。会場に来たのは30人ほどです。もちろん、オンラインでたくさん参加していただいたのはうれしかったですが、リアルでもっと来ていただきたかったですね。そんな感じで模索しながら、しばらくはこのスタイルで開催しました。とりあえずやってみないとって感じでしたね。

なかなか広まらない?? ABD読書会

↑過去に8回、開催した「ABD読書会」。

ミト

その後くらいからボクもイベントに関わるようになってきて、それで始めたのがABD読書会ですね。

ながはら

あー、そうそう。これミトさんが提案してくれたんですよね。

ミト

あれ・・・僕でしたっけ?

ながはら

ミトさんが「以前枚方T-SITEでやってたABD読書会をビィーゴでもやりたい」って言ったんですよ。で、それを担当してたのが私なので、「じゃあちょっとトライアル版をやってみましょうか」っていう感じで決まったんですよ。

ミト

あれ、あんまり覚えてない(笑)
でも実はその頃からボクと永原さんは付き合いがあるんですよね。枚方市内のイベントで何回か会うことがあったりもしましたし。それが今ではビィーゴで一緒に働いているんでちょっと不思議ですよね。

で、このABD読書会ですが、1年ぐらい続けてみてどうですか?

ながはら

そうですねー。企画は面白いと思うんですけど、それがなかなか伝わらない。もうちょっと巻き込みたいですよね。

ミト

ですねー。ちょっと調べてみたんですけど、他のコワーキングスペースでは結構開催していて、割と定番なイベントですよね、ABD読書会って。

ながはら

そうそう、やってるんですけどね。これが枚方となるとこういったイベントに馴染みがないというか…。でも本が好きな人は一定数いるはずなんですけどね。

ミト

それは絶対いると思います。でもイベントとして参加するには、やっぱりちょっとハードルが高い企画かもしれませんね。なので今後はもっとライトな感じで、気軽さを打ち出していきたいですね。

ながはら

参加してくれているビィーゴスタッフからも、「参加したら面白いけど、やっぱり参加するまでのハードルが高い」って言いますしね。

ミト

本年度はちょっとそのあたり、リニューアルを図りたいですね。

※この対談を受けて6月から【ビィーゴbook&talk!!】へとリニューアルしました!
↓↓↓

満足度の高い「みんなのオシゴトーク」

ミト

こうやって見てみると、コロナで様子見な一年だったとはいえ割とイベント開催、頑張ってきたなって感じはしますよね。

ながはら

そうですね。波はありましたけど。

ミト

その中でも4月に「みんなのオシゴトーク」を開催したのは大きかったですね。なにか、流れを作ったというか。

毎回テーマを持って取り組んでいるお仕事トークイベント。

ながはら

そうですね。試行錯誤した結果、良い形になりましたね。さっき言った「ワークスタイル解体新書」が前身なんですけど、コロナをきっかけに新しい働き方を模索してる流れというのもあって。コワーキングスペース発信で、多様な働き方をしている人がいることをアピールをしてみよう!って感じでオシゴトークを始めましたね。

ミト

これは毎回満足度も高くて、好評ですよね。

ながはら

ですね。まず1回目がコロナが明けてすぐにも関わらず30人くらい集まって。キッチンスペースが満席になりましたね。

↑第一回の様子。

ミト

いい雰囲気で出来ましたね。この手応えがあったからこそ、イベントをどんどんやっていこうっていう流れが出来た感じですね。

ながはら

あとやっぱりフリーランスとか起業に関心のある人が結構いるんだっていうこと。それと、どんな人がコワーキングにいるのか、そこがみんな気になっていることがわかりましたね。なのでまずは、ビィーゴではなんか面白いことやってるなと思ってもらいたい。そのあたりが伝わるような企画にはなったかと。

ミト

はい、やって良かったですね。

様々な試み「ビィーゴPRESENTS!! / 本棚のリニューアル」

ミト

次に僕が提案した「ビィーゴPRESENTS!!」っていう枠があるんですけど。これは、エンタメ性のある学びの場っていうのがやりたくて企画したんです。ABD読書会も一応この枠なんですけどね。でもABD読書会以外にもアプローチしたくて。それでやってみたのが「ゆっくり読書のススメ」でした。

↑「呼吸」をテーマに開催した読書会。

ミト

ただ、題材がちょっとマニアックだったのか、あんまり参加者が集まりませんでしたね。満足度は高いんですけど(笑)

ボクとしてはこういう提案はし続けていきたいなと。

ながはら

私は、その頃から本棚のリニューアル企画を始めていきましたね。もともと私がビィーゴでやりたかったことが2つあって。ひとつは「イベント」。もうひとつが「本棚のリニューアル」だったんです。

ながはら

やっぱりコワーキングスペースって、本棚がすごく重要だと思っていて。京橋のコワーキングスペース、クイントブリッジは本棚がすごいですし、他にも、書店がコワーキングスペースの本棚をプロデュースしてるところもあるんですよ。

↑リニューアルされた本棚。ここから更に充実させる予定。

ながはら

モクモクと作業をするのもいいんだけど、ときどき本棚を眺めて、そこで何気なく手に取った本を読むと仕事のヒントが得られたみたいな。そんな思わぬ出会いをしてもらいたい。だから本棚って重要だと思っていて。それでビィーゴでも本棚をしっかり作っていきたいなと思いました。

ミト

この前行ったGRANDSLAMさん(大阪福島区にあるコワーキングスペース)なんかはアートを置いたりしていたので、そういうものをちょっと並べてみても面白いと思いますけどね。

GRANDSLAMさんの本棚に飾られていたアート作品。

ながはら

色々と試行錯誤をして、もっと利用してもらいたいですね。本好きの方がいないわけはないと思うんで。なので、まだまだ改善の余地はいっぱいです。

地元カフェとのコラボ企画「BE-GO POPUP CAFE」

ながはら

夏頃にミトさんが企画したBE-GO POPUP CAFE。これは人が集まるきっかけとして良い企画ですね。

地元のカフェをお呼びしてビィーゴで楽しんでもらおうという企画。

ミト

ありがとうございます。ポップアップカフェはもともと、ボクが枚方でカフェを巡るのが好きだったのでそのカフェに何か出来ないかなと思い企画しました。その中でも個人的にお気に入りなのがキッチャコーヒーさん。普段からよくお話しするので軽い気持ちでオファーをしたところ、快諾していだけたので、それで実現しましたね。

ながはら

ちょっと前に「コワーキングフォーラム」っていうイベントに行ったじゃないですか。あれに参加したのが結構大きいなと思っていて。やっぱりそれまでは、コロナの影響で一人一人の意識がまだ閉じている雰囲気っていうのがなんとなくあって。でもフォーラムで語られていたコワーキングの可能性というのを聞いて「やっぱりもっといろんな人とコミュニケーションを取った方がいい」っていうことがわかって。じゃあビィーゴとしてはやっぱり地元枚方の面白い人が集まる空間にしたいっていう思いの確認が取れましたよね。

ミト

そうですね。それまではビィーゴ内の会員さんに充実してもらうことを第一に考えていましたけど、フォーラムに参加したことでもっと会員以外の方にもアプローチしていったほうがいいってなりましたよね。

ながはら

そういう点でPOPUP CAFEはミトさんならではの希求力のある企画だと思いますし、面白いなと思いました。こういう機会があるってすごく良いですよね。

ミト

今年はちょっと、枚方でカフェをされている人たちを集めてサミットみたいなことをしてみたいと思ってるんです。

ながはら

いいですね。出展者さんと話すと、みなさんすごい個性的で面白い。それが集まったらなにか面白いことが生まれそうですよね。

内外からたくさんの方が来られた「3周年交流会」

ミト

飲食ありのイベントも徐々に復活させていきましたね。22年9月でビィーゴが3周年を迎えた際に開いた3周年交流会。ゲストに枚方発のクラフトビール「THE HOTANI CRAFT」を作っているカンパイカンパニーの光延具視さんをお呼びしてカンパイしたんですが、これは盛り上がりましたね。

ながはら

そうですね。枚方で面白いことをしている方ですし、枚方発のクラフトビールが飲めて、いろんな方にビィーゴに来てもらえるきっかけになりましたね。やっぱ、フードを絡めたイベントは強いですよ(笑)

文化人の溜まり場って喫茶店だったり、カフェだったり、そういうところに人が集まってカルチャーが生まれるんですよね。だからこういうのをもっとやっていきたいです。

続々と開催した、豪華ゲストによる大型企画

ミト

秋から冬にかけて、一番大きなイベントだったのが「ものづくりを変える!デザインの力」でしたよね。これなかなか大型企画でしたけど、やってみてどうでしたか。

ながはら

良かったですね。枚方発信で面白いことをされている多田製茶さんに、当館枚方ビオルネの新しいロゴを作った株式会社Magicalさん、ローカルプロジェクトの方面で有名な「ソトコト」編集長の指出一正さん、そしてこの頃にちょうどグッドデザイン賞の大賞を獲ったデザイナーの坂本大祐さんと、知名度もあって魅力的な方々に来ていただけたのは良かったです。

ミト

はい。みなさんスケールの大きいプロジェクトをされてる方たちばかりですし、そんな方々が立て続けに枚方に来られるなんて。永原さんの人脈あっての実現でしたが、その凄さに驚きました(笑)やってみて手ごたえみたいなのは感じましたか。

ながはら

良かったんですけど、正直集客は厳しかったですね。そこが反省点です。みなさん場所によっては50人や100人はすぐに集まるような方々なので。

ミト

でも参加者の満足度はかなり高かったですよね。

ながはら

そうですね。内容は良かったと思うんですけど「デザインの力」っていう企画が「興味はあるけど私みたいなのが行って良いのかな」と思う人が多くて。そんな方にもぜひ来てほしいんですけどね。でもやっぱ敷居が高かったのかもしれませんね。だから企画の見せ方はもっと色々あったんだろうなって後になって思います。中身的にはすごくいい話をたくさん聞けましたし、それは本当に良かったです。

ミト

そうですよね。また、これくらいの企画をやっていきたいですね。

ながはら

これをきっかけにビィーゴの他のイベントに来てくれる方いますしね。

ミト

そうですよね。そこは大きいですね。で、その後は元奈良県庁職員、福野博昭さんのイベント。これは結構、開催まで大変でしたよね。

ながはら

そうなんですよ。もともとの開催日が台風直撃で延期になったんです。でも結果的には良かったですね。福野さんは指出さん、坂本さんとも知り合いだったので、「デザインの力」の後に福野さんっていう展開が、結果的にすごくいい流れになりましたね。「デザインの力」に来られた流れで参加された方もいますし。

ながはら

まちづくりとコワーキングスペースってすごく相性が良いテーマなんですよね。地域を盛り上げたいとか、そういうことに関心の高い人たちが集まりやすい場なんで。

ミト

このイベントでやった、北河内で出来る面白い企画を考えようっていうワークショップは相当にぎやかでしたね。仮にアイデアが本当に実現できたらビィーゴとしても地域に貢献できますし(笑)

ながはら

盛り上がりましたよね、かなり。枚方や北河内に思い入れを持っている方がたくさんいてうれしかったですよ。福野さんも「北河内熱いやん!」っておっしゃってました。

ミト

ということで、ざっとですが、1年間の振り返りでした。まあ、頑張りましたね(笑)

ながはら

そうですね。まあでももっと参加してほしいので、交流会とかでもっと色んなことをやりたいですね。ボードゲームとかUNOやりませんか、みたいな感じの企画とか。

突発的に出来ても面白いかなと思っていて。それこそ今からコーヒー入れるんで飲みませんかみたいな。そういうのがあれば楽しいのかなっていう感じですね。

ミト

今年もちょっと合言葉を考えまして。去年は「はしゃげよ大人たち」だったんですけど、ちょっとコロナの終息も微妙に時期だったので、はしゃぐには早かったなと(笑)

それで今年はもうちょっと一歩に進んで、色々実現していきたいなっていうのもあって「ゆってみようやってみよう」っていうワードにしてみたんですけど、どうですか。

ながはら

新しいことにチャレンジする後押しみたいなね。きっかけ作りとかなんかそういうことができたらいいなと思ってたんで、いいですね。

私もビィーゴ内の部活動で写真部を提案して始めましたし。

ミト

写真、めちゃくちゃ人気ですよね。みんな写真好きやなぁー(笑)

↑写真部で八幡の背割に行きました。

ながはら

毎回結構来てくれるのでうれしいですね。ミトさんこそ、写真ハマるんじゃないですか? それこそスマホで参加でもいいんですよ。

ミト

いやぁハマったらやばそうなんで控えてます(笑)けどそうですね、何事もチャレンジですし、今度参加します。

じゃあ。ありがとうございます。写真のネタに団子買ったんで、食べましょうか。

ながはら

団子食べましょう。

 終わりに

ということで、対談企画でしたー。
今後も楽しい企画、学びになる企画。
参加型の企画や、ゲストをお呼びしてのトークイベントなど、様々なイベントを開いていきますので是非ビィーゴのイベントをチェックしてくださいっ!!

それではまた!!

この記事を書いた人
アサカワ ミト
ビィーゴ コミュニティマネージャー(アナタとおしゃべりしたい人)
イベントを企画したり、ビィーゴを通して枚方の面白さを発掘したりしています。
演劇活動もしており、カフェなどの日常のそばで小さな公演をしたり、一般の方にも演劇を体験していただける「演劇であそぶワークショップ」などの活動もしています。