奈良で「思春期の伏線」がテーマのイベントに参加しました!

こんにちは!! ビィーゴイベントディレクターのながはらです。

「面白いイベントを企画するためには自分たちもお客さんとしてイベントに参加しなければ!」、ということで大阪を中心にさまざまなイベントや人が集まる場所に足を運んでいます。

今回は、奈良市で2024年2月3日(土)に開かれたイベント「LIFE PICNIC 〜「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間〜Vol.4 思春期の伏線」に参加してきました。

早速、当日の模様をレポートしたいと思います。

会場はならしんアットマーク

今回の会場は、JR奈良駅前にある「ならしんアットマーク」です。奈良信用金庫さんが運営するコミュニティスペースで、セミナーや会議、カルチャースクール、展示会など幅広い用途に利用できるそうです。ちなみに、私の地元、JR長尾駅からは木津駅経由で約50分ほどでした。枚方(特に学研都市線沿線)からも意外に近いんです。

イベント「LIFE PICNIC」とは?

イベントのホームページによると、LIFE PICNICは、「多様な価値観を知り、自分はどうありたいのか?どう生きたいのか?を考える連続企画」だそうです。

『「生きる」について考えるという壮大なテーマを掲げながらも、ピクニックのような楽しい雰囲気の中で、重さと軽さ、真剣さと楽しさ、学びと遊び、が混ざり合い、自分たちにとっての「当たり前の世界」を見直す機会にしていきたい』のだとか。

会場は、ピクニックという名前の通りアウトドアのような雰囲気。参加者はドーナツを食べ、コーヒーを飲みながらお話を聞きました。

ビィーゴでも、スナックビィーゴやランチオフ会などのイベントを開催していますが、飲食付きのイベントはリラックスした雰囲気でいいですね。

ちなみに、私は第一回から毎回参加しています。講座の内容、コンセプトともに素晴らしかったので、できる限り参加させていただくことにしました。

過去のレポート記事もホームページに掲載しています。興味のある方は本稿と併せてお読みください。

この日のテーマは、「思春期の伏線」

このイベントはシリーズ企画で、毎回異なったテーマで行われます。今回は「思春期の伏線」がテーマでした。

トークとワークショップの2部構成で、トーク部分はエッセイ作家・MCのしまだあやさん(写真左)がナビゲーターを務められています。

ゲストはフリーランスの「勉強家」兼松佳宏さん

この日のゲストは、フリーランスの「勉強家」として活動されている兼松佳宏(かねまつよしひろ)さん。兼松さんは、ソーシャルデザインのためのヒントを発信するウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わり、2010年から2015年まで編集長を務められました。

2016年より京都精華大学人文学部特任教員として、ソーシャルデザイン教育のためのプログラム開発を手がけ、現在は地域を旅するオンライン大学「さとのば大学」副学長としてカリキュラムデザインを担当されています。高野山大学で学ぶ大学院生(密教専攻!)でもあります。

著書に「ソーシャルデザイン」、「beの肩書き」があります。「beの肩書き」は自費出版で書店でもほとんど流通していないにも関わらず3000部が完売。近々、英治出版から完全版が出る予定だそうです。

第二思春期とは?

「いま思春期かも?って方いらっしゃいますか?」トークセッションは、兼松さんのこんな問いかけから始まりました。いわゆる思春期の人はほとんどいなかったため、会場は一瞬沈黙。その後、兼松さんは「ぼく今、第二思春期なんですよ」と続けます。

兼松さんによると、40代が第二思春期だそうで、子育てと介護のはざまで悩むことから「ミッドライフクライシス(中年の危機)」ともいうそうです。「思春期って自分ごとじゃないかも?」と思っていた参加者の多く(おそらく同世代!)がこれで一気に話に惹きつけられました。

その後、兼松さんは思春期についてトランジションという言葉を用いて説明されました。

トランジションには以下の3つのステップがあります。
STEP1 終わらせる/区切りをつける
STEP2 ニュートラルゾーン
STEP3 始まる


STEP1でこれまでやってきたことを終わらせる(区切りをつける)ことによって、新しいステップが始まる。ただ、みんなどっちつかずのニュートラルゾーンに入るのが怖くて、なかなか終わらせることができないのだとか。

ニュートラルゾーンは大事な準備期間とも捉えられるので、この時期にいろんな場所に行き、たくさん試すことにより「始まる」ことができると言います。

兼松さんの思春期は?

兼松さんは、秋田県に生まれたことがコンプレックスだったそうです。『地元で好きな服が買えなかったので仙台まで買いに行っていました。ビームスでもらえるオレンジのバッグを持っていたら大スターでしたね(笑)。当時流行っていた映画「トレインスポッティング」も公開されたのは1年後。だから、東京に出たかったんです』。

東京に出るためには(大学に入るための)勉強をするしかないということで、真剣に勉強をされたそうです。「勉強家」として活動されている兼松さんの原点とも言えるエピソードです。

ちなみに、現在兼松さんは多くの地域に関わっておられますし、秋田など地方都市の魅力も分かるようになってきたそうです。

この他にも、空海やスティーブ・ジョブズの話をされていました。それだけでも、イベントが一つできるんじゃないかというお話が多く、引き出しの多い方だなと思いました。

ワークシート〜思春期の伏線は回収できたか?

トークの後は振り返りの時間。ワークシートを記入しながら、この日のテーマについて自分ごととして考えてみます。

この日は、「思春期の伏線」がテーマということで、「思春期にできなかったこと」と「回収しているかも?!なこと」について書きました。

私が思春期にできなかったことは、青春ドラマっぽいことです。男子高校生がシンクロに挑む「ウォーターボーイズ」や女子高校生がジャズバンドに取り組む「スウィングガールズ」など、仲間とともに一から新しいことにチャレンジしてみたかったです。

大学時代に、友人たちと雑誌を創刊したり、音楽イベントやトークライブの企画をしたりできたので、この伏線は早い時期に回収できたと思います。

思春期についてグループディスカッション

ワークシートを書いた後は、3人程度のグループに分かれ、ワークシートの内容についておしゃべりしました。私のグループは、私と同じようなことを書かれた方ばかりだったので、「青春っぽいことがしたかった」という話で盛り上がりました(笑)。

その他、これも毎回恒例になっているカードを用いたトークや、思春期から20代にかけてハマった映画、音楽の話などもしました。

グループディスカッションの後は、この日の気づきや回収できた思春期の話などをふせんに書いて貼り出しました。自分のグループ以外の意見も知ることができて面白いですね。自分達と同じく、「青春っぽいことがしたかった」と書いている方が多くて、少し安心しました(笑)。

まとめ:思春期の影響は続く

このイベントに参加するまでは、思春期というテーマは、40代の自分には縁遠いものだと思っていました。しかし、兼松さんのお話を聞いたり、他の参加者の方と議論したりしているうちに、思春期の影響はずっと続いていくものだな、と気づきました。

みなさんも、もちろん私も、これから人生の方向性を見失うこともあると思います。そんな時は、思春期に好きだったもの、影響を受けたものについて掘り下げることで解決の糸口が見つかるのでは…そんなことを考えさせられたイベントでした。

「LIFE PICNIC」は、今後も続く予定だそうです。次回は2024年5月10日(金)開催。教育者・哲学研究者の近内悠太さんが「交換と贈与」をテーマにお話しされます。興味がある方は、BONCHIさんのHPをご覧ください。


以上、奈良で開かれた「LIFE PICNIC 〜「生きる」をめぐる、ぐるぐる時間〜Vol.4 思春期の伏線」のレポートでした!

今後の予定について

今後も、関西エリアを中心にいろんなイベントに参加し、そこで学んだことを日々の企画に活かしていきたいと思います。不定期でレポート記事も掲載しますのでお楽しみに!

この記事を書いた人
まさやん
ビィーゴのイベントディレクター兼写真部長です。大阪市生まれ枚方市育ち。地元を拠点に、全国各地のローカル&ソーシャルな活動に関わるべく、いろいろ動いています。趣味は、鉄道旅・読書・スポーツ観戦(特にラグビーが好き)。