おもちゃクリエーター高橋晋平さんのアイデアワークショップに参加しました!

こんにちは!! ビィーゴイベントディレクターのながはらです。

2023年3月17日(金)に京橋で開催された、おもちゃクリエーター高橋晋平さんのイベント「1日1アイデアが生まれる?人生を楽しくラクにする革新的発想が身に付くワークショップ」に参加してきました。

早速、当日の模様をレポートしたいと思います。

左が高橋晋平さん、右はファシリテーターの寺田昌樹さん

高橋晋平さんってどんな人?

高橋晋平さんは、東北大学大学院修了後(大学時代は落語研究会に所属!)株式会社バンダイで約10年間おもちゃ開発やマーケティングに携わり、第一回おもちゃ大賞を受賞した「∞(むげん)プチプチ」など約50種類のおもちゃ作りに関わられました。

同社を退社後は株式会社ウサギを設立(代表取締役)おもちゃ・玩具開発やビジネス書の執筆、企画・アイデアをテーマにしたセミナーや企業研修など幅広い分野で活躍されています。著書に「一生仕事で困らない企画のメモ技(テク)」(あさ出版)などがあります。今回のイベントは新刊「1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく」(KADOKAWA)の出版記念で行われました。

企画・アイデアについてトーク

今回のイベントはトークとワークショップ2部構成。トークでは、新刊の内容をもとに企画やアイデアについての基本的な考え方を紹介していただきました。以下、私が印象に残ったお話を簡単に抜粋します。

自分起点で考える

「アイデアは、自分だったらお金を払うかどうかを起点に考える」。少なくとも買いたい人(自分)がいるので大滑りはしない。

アイデアの質は量からしか生まれない

正解を出そうとすると何も思いつかなくなるので、とにかく量を出してみる。アイデアを30個出せば30個中1番の、100個出せば100個中1番のアイデアが手に入る。そうしたら、芽があるものをブラッシュアップさせていけばいい。もちろん、アイデアは一人で考えなくてもいい。

お題の設定が大事

お題を整理する中でアイデアが生まれる。以下のようなプロセスを踏むといい。
お題を設定→正解を求めずアイデアを多く出す→その中から自分の欲求を満たすいいアイデアを選ぶ。

その他にも企画をする者にとって参考になる話がたくさん出てきました。もっと知りたい!という方はぜひ高橋さんの本を読んでみてください。

ワークショップ:みんなのお悩み 解決策は?

トークの後はワークショップです。ここでは、約30人の参加者がそれぞれ悩んでいることを5つずつ書き出し、そこから選ばれたお題に対して、3〜4人のチームごとに解決策を考えていきます。高橋さんがトークでおっしゃっていた、自分起点で考える、量を出すことの実践です。

ワークショップの様子

最初のお題は「本を読む時間をちゃんととれるようにしたい」でした。これに対しては、「通勤時間を活用できるよう読書トレインを作る」、「モチベーションを上げるために、読者のための賞、逆芥川賞をつくる」など多様な解決策が提案されました。

なかには、「時間を強制的に作るために刑務所に入る」なんて意見もありました。だんだん大喜利みたいになってきましたが、高橋さん曰く、「面白いことを考えようとするとアイデアが出なくなるので、気負わずどんどんアイデアを出すのが重要」だそうです。

次のお題は、「子供が身体をかくのを止めたい」。これに対しては、「身体をかきすぎて死んでしまう人が主人公の映画を作る」など個性的な意見がたくさん出ました。ちなみに、私のチームが出した案は、「かかないようお母さんがずっと手を繋いであげる」です。なんか、ちょっといい話みたいになってきました。

自分起点で考えて、とにかくたくさんアイデアを出してみる、というトークを体感できたワークショップでした。自分で考えることもそうですが、他人のアイデアを聞くのが楽しかったです。全部で100個以上のアイデアが出たので、これをブラッシュアップしていけば何か新しい商品やサービスが生まれるかも、と思いました。

会場について

この日の会場はNTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」。以前、別のイベントで行ったことがあるのですが、毎回オシャレさに圧倒されます(笑)。

入口にあるサイネージにイベント情報が表示されます。今回のイベントについての写真を撮り逃してしまったので、次に出るのを待ってました。が、なかなか出てこない。体感で10分弱ぐらい待ってようやく下の写真が撮れました。それぐらいたくさんのイベントが開催されています。

会員以外が参加できるイベントがたくさんありました。枚方からも近いので、興味がある方はぜひ行ってみてください。コミュニティマネージャーの方によると「館内ツアーがオススメ!」だそうです。

感想

高橋さんは、企画やアイデアを仕事にするものにとって神様のような存在です。この日は、トークとワークショップを通して高橋さんの考え方を文字通り体感でき、充実した時間を過ごすことができました。特に印象に残ったのは、アイデアの質は量からしか生まれないという言葉です。この言葉を心に刻み、もっとインプットし、多くの人と語り合い、面白い企画を考えていきたいと思います。

今後の予定について

今後も、関西エリアを中心にいろんなイベントに参加し、そこで学んだことを日々の企画に活かしていきたいと思います。不定期でレポート記事も書いていきますのでお楽しみに!

この記事を書いた人
まさやん
ビィーゴのイベントディレクター兼写真部長です。大阪市生まれ枚方市育ち。地元を拠点に、全国各地のローカル&ソーシャルな活動に関わるべく、いろいろ動いています。趣味は、鉄道旅・読書・スポーツ観戦(特にラグビーが好き)。