花の人 高橋英子さんに聴く「自分の経験してきたことは無駄にはならない」【ビィーゴ会員様インタビュー】

コワーキングスペースビィーゴの利用者さまに焦点を当て、その人のこれまでの人生や将来の展望についてお伺いするビィーゴオリジナルインタビュー企画「あの人に聴いた!働くってなんですか?」

第9回目のゲストは高橋英子さんです。

英子さんはマンスリー5会員でビィーゴを利用されており、花市場の仲卸で働く傍ら、fureru.という屋号でギフトフラワー等のオーダー創作、生花を扱うワークショップの開催などをされています。

そんな英子さんですが、以前は人材派遣会社など、色々なお仕事を経験されてきました。


自分が経験してきたことは絶対に無駄にはならない。そんな英子さんの今までの人生、またこれからの人生について、現役大学生のビィーゴスタッフきだが聞いてきました。

プロフィール

高橋 英子 [fureru.]
30代半ばでOLから生花仲卸会社へ転職。
勤務の傍ら、ギフトフラワー等のオーダー創作、生花を扱うワークショップを開催。
写真を撮ること、美味しいお酒を飲むことが好き。
少し前から金髪にしていて、先日刈り上げに目覚めました。
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<インタビュアー>:きだ(ビィーゴアルバイトスタッフ/大学生)

1.花市場の仲卸とは

きだ

さっそくですが今、どんなお仕事をされているのかを教えてください。

英子さん

今は花市場の中にある切り花の仲卸(なかおろし)といって、お花屋さんがお花を仕入れに来る所で働いています。そこで働きながら、個人でワークショップをしたり、依頼があればお花を生けたりしています。

ワークショップの様子
きだ

「仲卸」ってお花を育てている方とお花屋さんを繋ぐ役割、ということですか?

英子さん

あ、そこは大きい卸会社という競りをしたりする所がやっています。私たちは卸と小売りを繋ぐ役割を担う、間を取り持つような感じです。

きだ

なるほど…。さらに細分化されているんですね!

英子さん

鶴見にある花市場は大きいから卸会社が2つあって、それぞれの会社でいろんな産地の方とお付き合いがあるから、仲卸は注文内容に応じて花を揃えたり、市場内の店舗で10〜25本単位で売っていくという感じです!

2.色々な人との出会いと縁

きだ

英子さんが今のお仕事をされることになるまでの経緯を教えてください。

英子さん

ほんとに皆さんと同じく、回り道してきたんです。

とりあえず学校を卒業して、ニートはまずいと思ったので、今とは全然違うデータ入力のバイトを始めました。パソコン打つだけなら出来るやろって思って(笑)

けど軽い気持ちで入ったら結局そこの会社に7年弱いたんです。

きだ

今のお仕事とは全然違うんですね!しかも7年間も!

英子さん

なんでそんなに長いこといたかというと、現場でデータ入力を気楽にしていたら(仕事の)研修をしなさいって言われて、最初は嫌だなって思っていたけど研修をしていくうちに気づけばリーダーになって、いろんなイレギュラー対応するようになっていたんです。

きだ

いろんな仕事を任されるようになったんですね!

英子さん

その会社がコールセンターやデータ入力の現場業務を請け負ったり、派遣業務を扱う人材サービス業の会社だったんです。

人材サービス業の会社ってモノを扱うのではなくて人を扱うから、研修の仕方とか、お客さんの対応の仕方、クレーム電話の対応の仕方とかすごく研修の制度が整っていました。
何やかんやしていくうちに人と接するのがおもしろいぞってなっていきました(笑)

きだ

そんなにたくさんの研修があるんですね…

英子さん

最初は現場に400台くらいあるパソコンにしか目がいかなかったんやけど、ある時上司に「こんなに人しかいない職場なかなかないんやで」って言われた時に確かにって思って。

そこからもう少したくさんの人と向き合ってみようと思って、(会社の)採用センターで働き始めたんです。

きだ

採用センターだとまた業務内容も変わってきそうですね。

英子さん

採用センターではいろんな業務の求人広告の手配や、登録者への仕事紹介、一次面接をしていました。派遣の面接って一人あたり20分くらいしか話さないんで、その短時間でがちがちに緊張している相手の緊張を解いて、なおかつここで働こうと思ってもらうっていう信頼関係も築かないとだめっていう仕事をやっていたら、いつにまにか時間が経っていて(笑)すごい真面目に頑張っちゃったんですよ(笑)

きだ

そこまで続けられるのはすごいです!

英子さん

ただ会社で何をしていきたいのか、好きなこととかやりたいことなんですかって聞かれてもわからなくて。

そこの採用センターにいた上司に「10年後自分が何をしたいのか考えながら仕事をしなさい」っていつも言われていていたんやけど、「そんなんないよ〜」って感じで、どうしようって思っていました。

きだ

確かに10年後どうしていたいか考えることってなかなかないですもんね…

英子さん

そんな時に色々ご縁がありました。

元々、名前の「英」が「はなふさ」っていう漢字やから花に触れるようになりたいなと思っていたし、実家には日常的に花があったんですけど、色々考えていくうちに、ある時「思っている以上にお花好きかもしれない」って気づいたんです。

ただ、「どうしようお花を仕事にするのはな〜」「どうかな〜、OLしかしたことないしな〜」みたいな感じになって(笑)

きだ

好きなことでも仕事にするのは勇気いりますもんね…

英子さん

常に大小合わせて10個以上の採用案件が並行しているような状態やったんですけど、たまたまそれがぱたっとなくなったときがあって!
「今や!やめよー!」ってなったんです(笑)

きだ

ほんとにじゃあそのタイミングがきたんですね!(笑)

英子さん

そう!なんか切り替えのタイミングが来てしまって「今なら辞められるわ!」ってことでほんとに辞めて(笑)

そのあとにお花屋さんでバイトするんですけど、そのお花屋さんはお花好きの人も集まって別に悪いところではなかったんですけど、アパレルのような売り方が合わなくて辞めました。自分にはハードルが高かったんです。
そこからまたOLをしながら学生の時から好きなお花屋さんの教室に通い始めました。

最初からそこに通えよって感じなんですけど(笑)

きだ

いやいや、そんなことないですよ(笑)

英子さん

そこの教室で花を触っているとすごいしっくりきたんです。花を束ねる自分とか、花のことを先生とかと話したりとか。

例えばExcelの数式とかを覚えるのがすごくしんどかったのに、花の束ね方は楽しく覚えられたんですよ。

きだ

すごい!そんなことあるんですね!

英子さん

それは先生や周りのスタッフの方々が人を褒めたり育てるのが上手で、環境にも恵まれていました。

きだ

続ける上で環境は大切ですよね。

英子さん

OLの間に通い続けるんですけど、そこでも転職は何回かしました。

きだ

どんなことされていたんですか?

英子さん

今の会社の一個前が住宅設備メーカーの裏方で、ショールームの事務をしていました。お部屋のコーディネーターさんがお客さんと決めた打ち合わせメモを元に、見積もりや図面を出す仕事でした。

コーディネーターさんたちはインテリアがすごく好きで、好きなことを仕事にしているからこそ新しい商品が出るたびにその商品のことを熱心に勉強しているし、学んだことを熱心にお客さんに伝えていました。その姿を見て「好きなことを仕事にする」って楽しそうっていうか、いいことなんやって思いました。

きだ

それまではあまりいい印象ではなかったんですか?

英子さん

そうだったんです。

好きなことを仕事にしたら幻滅するよとか、絶対苦労するとか、ネガティブな意見しか聞いたことがなかったから、そこでめっちゃいいやんってポジティブな印象に転換されたんですよ。で、「一回くらい好きなこと仕事にしてみよう」って思っていた時にちょうど御縁があって今の職場に働かせてもらうことになったんです。

きだ

ほんとにすごい経歴ですね!

英子さん

結局、「人って面白いな」って思うベースがあったから転職する先々で人に助けられたりとか、人の良さを見せてもらって影響を受けているというのもあります。

OLしながらお花習っていたから、30歳を過ぎてからはお花には関わってきていたけど、履歴書見たらみんなにびっくりされる(笑)

きだ

たしかに何があったん!?っていう感じですよね(笑)

英子さん

自分が何が好きかわからないっていう人も世代によってはもしかもしかしたら結構いるかと思います。

とりあえず正社員で働いといた方がいいかなとか考えている人が多いと思う。私はまさにそのタイプやった。けど、それがすごいしんどかった時に「なんか私お花結構好きかも」って気づけたのはラッキーやったかな。

しかもそのタイミングで案件全部なくなったから…

きだ

ほんとにそこのタイミングで途切れていなかったら今のような活動はしていないっていうことですもんね!ほんとにご縁ですね!

英子さん

ほんとに!髪の毛を紫とかにもしてないですね(笑)

3.少しずつ価値観を変えていく

きだ

採用センターで仕事が一段落したタイミングが英子さんのターニングポイントですか?

英子さん

うん、そうだと思う。
いろんなタイミングが重なったからこそ、方向転換できました。

きだ

やっぱりそうなんですね。

英子さん

ただそこできっぱり切り替えられたかと言われたらそうではありませんでした…
小さい頃から安定した仕事の方がいいよって言われていたから、その考え方って早々変えられません。そこは根本的な価値観から、ちょっとずつ変えていきました。

きだ

いろんなことに挑戦されていてほんとにすごいです!

英子さん

すごいのかな(笑)もっとすごい人いますよ(笑)

きだ

ただその中でもお花に関してはずっと続けられたってことですもんね。

英子さん

そうですね〜 それもほんとに人に恵まれたのがとても大きいです。

3.プロとの向き合い方と信頼関係の大切さ

きだ

今のお仕事で何か大切にしていることはありますか?

英子さん

市場での仕事に関しては、相手がプロの方なので逆に私が(花に関して)教えてもらうこともあって、お客様に対する対応の仕方はほんとに大事にしています。

きだ

プロがお客さん…

英子さん

相手はプロの方でもちろんプライドもあるし、経験や知識があるので、そこを絶対に蔑ろにはしない。

かといって「買ってください」とか下から話すのは違うから、その関係性を考えて対応の仕方はすごく気を遣う。

きだ

話すこと一つ一つしっかり考えないとですね…

英子さん

あとはお花はなまものなので、もちろんクレームもあります。
産地の方はすごく丁寧に手入れされていて、日本の生産者さんって世界的に見てもすごく評価が高くて、なるべくトラブルがないように工夫しているんですけど、とはいえなまものやから傷んでいたり、折れていたりすることも時々あります。
そのときの対応とかけっこう気をつけているかな。

きだ

産地の方々も丹精込めて作られているからこそ、クレーム対応も丁寧さが必要そうです。

英子さん

仲卸って花市場の中に12社くらいあるけど、置いている花の品揃えが結構被ってしまうんです。でも、同じ花やけどうちで買おうと思ってもらえるかが大事なんです。

なので、お花屋さんとの信頼関係ってとても大切なんですよね。

きだ

お花のワークショップでは何か心がけていますか?

英子さん

自分の個人のワークショップに関してはお花を嫌いになってほしくないっていう気持ちはあるので、「こうしろ」、「ああしろ」って命令にならないように言い方や教え方は工夫しています。

きだ

命令口調だと、やらされている感がでますもんね…

英子さん

ほんまにちょっとしたことなんですけど…
それも(一つ目の企業でしていた)研修とかで教えてもらったことをここぞとばかりに使ってます(笑)

「こうしろ」「ああしろ」って人によっては言いたくなることもあると思うし、それが逆に心地いいって思う人もいるかもしれないですけど、やっぱり堅苦しいじゃないですか。

楽しいものなのに苦しい気持ちになるのは意味がわからないし、違和感があるので、なるべく前向きな気持ちを持ち続けてもらえるように伝え方の工夫をしているっていう感じです。

きだ

これまでの経験が生かされているんですね!

4.できないって決めつけているのは自分

きだ

お仕事の中で印象に残っていることはありますか?

英子さん

なんやろ…

ターニングポイントやった時(人材サービス会社に働いていた時)に、今もそこまで自分に自信があるわけではないんやけど、今よりももっと自己肯定感が低かったんです。
その時に関わっていた人と話している時に「できひんできひんとか言ってるけどできひんって決めつけているのは誰やねん!」って言われて、「私です(泣)」ってなって(笑)

今でも新しいことを始めるときに弱気になったりもする。そんな時にもう10年くらい前のことやけどすぐに思い出します。

きだ

人から指摘されないとなかなか気づけないことですね…

英子さん

あと、今の会社は10年以上新しい人をとっていなくて、色々な面で古い風習が残っている所でした。
なので、そこに慣れていくのはすごく大変でした。

きだ

10年以上新人がいない環境って想像できないです…

英子さん

それまではある程度大きな会社で人が循環していたり、仕事のやり方とかもブラッシュアップされていく所でした。

ただ、社長が(古い習慣が残っている)環境を変えていこうという意識を持っていたので、私も意見を言いやすかったり、それを受け入れてくれたのはよかったです。

きだ

その中で意見を言っていく姿勢がすごいです!

英子さん

夜勤に慣れることよりも組織に慣れることの方が大変やったかな(笑)

その経験はこれから新しいことに挑戦しようっていう馬力にはなっているかな。

5.人それぞれの感性を大切に

きだ

お花を生ける時って人それぞれの感性が出てくると思うんですが、ワークショップではどのように教えていますか?

英子さん

あまり多くの指示をしすぎないようにしています。

大事な下処理をすることや、お花の顔をしっかり見ることはちゃんと伝えます。
束ねるのに束ね方とかプロになれば色々考えることはあるけど、自宅で飾るくらいなら花の持ちを考えるとか、花をよく観察することが大切かなと思うから、そこを伝えるようにしているかな。

きだ

お花の顔を見る…

意識しないとなかなか出来なさそうです。

英子さん

自分がどの部分を美しいな、素敵だなと感じるかを大切にしてもらって、それを活かすにはどう束ねたらいいか適宜フォローしていくと、個性あふれるものが完成します。

きだ

同じ花を使っていても人によって完成したものが絶対変わってきますもんね。

英子さん

ほんとにそうなんです!

6.限られた時期にしか咲かない花の魅力

きだ

ずっと気になっていたのですが、一番好きなお花ありますか?

英子さん

それめっちゃ聞かれるんですけど、好きなお花はいっぱいあるんです(笑)

きだ

ですよね、難しい質問してすいません…(笑)

英子さん

なんやろ…

意外と一年中出回っている花は多いんです。同じ花でも、暑い時期には北海道の方が作って、寒い時期は九州の方が作ったり。日本で作れない時は海外から輸入したり。
それでもこの時期にしか出回りませんっていうお花もあって、今の時期(インタビュー時)のラナンキュラスとか。
そういうお花に出会うとテンションあがります(笑)

きだ

確かにその時期限定となると見れた時の嬉しさが大きそうです!(笑)

英子さん

なので、一番好きな花を絞るのは難しいけど、季節感を感じられるお花が好きです!

7.まずは何事もやってみることが大切。

きだ

就職とかこれからの進路で悩んでいる人へメッセージはありますか?

英子さん

私が言っていいもんなんですか(笑)

けど、人が一生のうちにできることって限られているから、自分に対して厳しくしすぎない、無茶を言いすぎないことは大事だと思います。

きだ

なるほど…

英子さん

あとは…

たまたま父親に高校生になる時に、「世の中で何かしたいって思ってそれを実行するには、それまでに経験が必要やから、なんでも取り組みなさい」、あと「経験がなかったら知識で補うしかないから勉強しなさい」っていう風に言われたんです。
それは頭に残っていたから、何に対しても「あー。じゃあやってみなあかんな」ってスイッチが入るところはありました。

だから「これどうせやっても意味ないやん」って思いがちなことでも、いざやってみたら絶対自分の価値ある経験になると思う。

きだ

日々の経験が将来に生かされるっていうことですよね…

お父様からの言葉がとても心に響きました!

英子さん

あと、「私はこれしかできひんしな」って思っていたとしても、それをやっていくうちに案外思わぬ広がりが生まれたりします

「私はこれしかできません。これしかしません。」って思っていても、周りからこれもやってみたらいいやんって言われることもあるんですよ(笑)
で、そこに対してちゃんと向き合うというか、飛び込むというか。周りから思わぬことを言われたとしても「私にはできない」って否定しなくてもいいんじゃないかなって思います。

きだ

人から言われた言葉も信じてみて、やってみることが大切ですよね!

英子さん

そうそう。自分がしてきた経験ってどんなことでも絶対無駄ではないんですよ。

だから気になるのであれば一回やってみるっていうのは良いことなんです。何をしたらいいのか分からないっていう人も、些細なことを含めたら、絶対何か行動はしているし、それ続けていく中で、道が広がることもあります。

時間が経ってから、思わぬ形で自分の武器になる。必要な時に自分を助けてくれると思います。

8.お花で日々の生活に刺激を

きだ

今後の展望について何か考えていることはありますか?

英子さん

今、いろいろ考えていて…どうしよう!って感じなんですけど…

「今まであんまり花触ったことないんです」っていう人とかに「まず花触りませんか、束ねてみませんか」っていうことを切り開いていけたらなと思っています。

きだ

お花に触る機会もなかなかないから、気になる人も多いはずです!

英子さん

世の中でせっかく花のサブスクなど(花の流通が)活発にはなってきているから、逆に(花に)手出さへんのはもったいなくないって思っています。


たしかに生活必需品とか食べれるわけでもないし、衣服とかでもないから余計な出費にはなるかと思うんだけど、絶対生活の中でプラスになることはあると思います。

きだ

確かにお花への注目が集まってきていますもんね!

英子さん

お花がつぼみから咲いて散っていく姿が目の前にあるってなかなか刺激的だと思うんです。

普段生活していると結構無機質なものに囲まれているし、(花のように)変化があるもので芽吹いたり枯れていったりっていうサイクルがあるものが身近にあるってすごい自分の生活にもハリがでるし、「ああちょっと花開いてきたな」とか「ああ葉っぱ黄色くなってきたな」とか、「ちょっと花瓶変えてあげよう」とかっていうやりとりがあるかないかではけっこう結構違います。たぶん自分も頑張ろうって思う人が多いと思うんですよね。

きだ

花は毎日ちょっとずつ変わっていきますもんね。

身近に日々変化するものがあるのは自分の活力にもなりそうです。

英子さん

変わってく、変わってく。だから日常の結構な刺激になると思う。

「これをどんな瓶に生けよう」とか、「これ落ちちゃったけどまだ綺麗やからお皿で水に浮かべてみよう」とかって多分仕事とかとは違う頭使うんちゃうかなって思います。
それも頭の切り替えになるはずなんで、気軽にさわってくれる人増えたらいいな〜と思ってて、そこに対してなにかできたらいいなと考えてます(笑)

きだ

すごいです…

英子さん

ちょっとずつ地道にやっていこうと思います。

幸いこれだけコロナで飲食店とか閉まって、みんなどこ行けばいいねんってなってるけど、ここ(ビィーゴ)はスペースも広くて、結構人も集まるじゃないですか。
そんな所がいいなって思っていて、だからここに来た人がお花を目にして、あわよくば触ってみたいなって思ってくれたらなと思っています(笑)

きだ

ビィーゴのドリンクコーナーのノートみてると結構お花みて感想書いてる人多いですよね。

「あ、お花変わってる」とか、目に留まります。

ビィーゴのなんでもノート
英子さん

そうそう。まず目に入れたら、変わってくるかなと思うので、まずはそこから地道にです(笑)

9.ビィーゴは人との繋がりができる場所

きだ

ビィーゴのいい所と改善してほしい所は何ですか?

英子さん

この状況下で、いろんな人が集まることとか、交流会とかコミュニケーションをとるのがなかなか厳しいと思うけど、必要な時にスタッフさんが(会員さん同士を)繋げようとしてくれたりするからそういう所はすごくいいなと思います。

改善してほしい所はないかな…

きだ

では「ビィーゴは〇〇ができる場所!」ということで、何ができるなって思いますか?

英子さん

人との繋がりができる場所です。4月に登録してから、すごくいろんな人とお話できたり、みなさん何している人なのかなって気になったり(笑)

きだ

私も気になります(笑)

英子さん

早く前みたいに交流会とかができるようになったらいいのにな〜!って思います。

きだ

最後にビィーゴの利用を検討している方に何か一言お願いします!

英子さん

なんやろ…

環境すごい整っているから来てみて欲しいです。スタッフさんも気さくな方ばかりだし。
一回覗きにきてみたら居心地いいって感じるはずなので、来てみて欲しいです。

高橋英子さんプロフィール

高橋 英子 [fureru.]
30代半ばでOLから生花仲卸会社へ転職。
勤務の傍ら、ギフトフラワー等のオーダー創作、生花を扱うワークショップを開催。
写真を撮ること、美味しいお酒を飲むことが好き。
少し前から金髪にしていて、先日刈り上げに目覚めました。

編集後記

今回のインタビューで初めて英子さんとじっくり話させていただきました。

英子さんとお話ししているとどこか安心感があり、ついつい気になることをたくさん聞いてしまいました。

「自分の経験してきたことは無駄にはならない」
新しいことに挑戦する時には勇気がいります。自分にはできないと決めつけているのは自分自身。
まずは何事もやってみることが大切なんだと改めて気付かされました。

いつもビィーゴに彩りを加えてくださってありがとうございます。

素敵なお話をありがとうございました。


この記事を書いた人
きだ