科学コミュニケーター本田隆行さんに聴く「一つひとつの仕事で関わった人との関係を大切にする」とは【ビィーゴ会員様インタビュー】

コワーキングスペースビィーゴの利用者さまに焦点を当て、その人のこれまでの人生や将来の展望についてお伺いするビィーゴオリジナルインタビュー企画「あの人に聴いた!働くってなんですか?」

第13回目のゲストは本田隆行さんです。

本田さんはスタンダード会員でビィーゴを利用されており、フリーランスの科学コミュニケーターとして
全国各地でのワークショップの開催や、絵本などの書籍の監修など、多岐にわたり活躍されています。

そんな本田さんですが、科学コミュニケーターになる前は枚方市役所で公務員としてまちづくりに尽力されていました。学生時代からたくさんの人と関わり、話すことが大好きで、これまで作り上げてきた人間関係を大切にしていると言います。

本田さんの今までの人生、またこれからの人生について、現役大学生のビィーゴスタッフきだが聞いてきました。

プロフィール

本田 隆行(科学コミュニケーター)
大学院では天文学を専門に研究をし、初代小惑星探査機「はやぶさ」の研究チームにも所属していた。
大学院卒業後は枚方市役所に就職。5年間勤務した後、東京の国立科学館で科学コミュニケーターとして働き始め、その後フリーランスとして独立。
大阪を拠点にしながら、全国各地で科学館・博物館のプロデュース、科学に関わるワークショップ開催、書籍の監修・執筆、大学講師など、幅広く科学と社会をつなぐ活動をしている。

<インタビュアー>:きだ(ビィーゴアルバイトスタッフ/大学生)

1.科学コミュニケーターってどんな仕事?

きだ

さっそくですが、今どんなお仕事をされているのかを含めて自己紹介をお願いします。

本田さん

仕事は科学コミュニケーターをしています。

科学コミュニケーターというのは、科学を教えたり、でんじろう先生のように科学実験をしたりするわけではないんです。

科学やその技術という難しそうな世界と一般社会といった科学以外の世界を繋げる橋渡しのようなことだったらなんでもします。

きだ

例えばどんなことをするんですか?

本田さん

具体的には高校や大学で講義をしたり、科学館や博物館のプロデュースや大人向け・子供向けのワークショップを開いたりします。あとは、絵本や(科学関係の)本の監修もします。

一般向けだけではなく、企業の研究者の方に一般の人が持つ考えを伝えたりもしています。

きだ

幅広いですね!

科学者の方と一般の人をどのようにして繋げているんですか?

本田さん

例えば、何かパネルディスカッションの場を設けて、一般の人が参加者として科学の研究者や学者の方々に質問できるように仲介をします。最近ではオンラインでも色々な立場の研究者や一般の方を交えて話し合いをしました。

きだ

他に日本で科学コミュニケーターの方っていますか?

本田さん

喜田さんも今まで会ったことないでしょ?

きだ

ないです。

本田さん

僕もこの仕事するまで出会ったことなかったです。

15年くらい前から日本の何ヵ所かで(科学コミュニケーターの)養成講座をしているんですけど、なかなか普及していないんです。

きだ

養成講座があるんですね!

本田さん

一応科学館や大学の中には科学コミュニケーターですって名乗っている人はいるんですけど、そのほとんどは広報だったり、科学館の解説員みたいな人なんです。

きだ

確かに、科学館で解説員の人とは会ったことがあります。

本田さん

僕みたいに解説以外もやったり、フリーランスで活躍しているのは全国で二、三人ですかね。

生物専門とか、専門的な科学コミュニケーターの方はもう少しいたりするんですけど、僕みたいに分野も手法もオールラウンドでやってる人には、まだ出会ったことはないです。

2.科学コミュニケーターという仕事と出会うまで

きだ

差し支えのない範囲でこれまでの経緯を教えてください。

本田さん

大学院では惑星科学を専門に研究していて、初代の小惑星探査機『はやぶさ』のチームにも関わってました。

きだ

すごい…

本田さん

そのままいけば博士課程まで進む人が多いんでしょうけど、人と話すのが好きで大学で研究を続けるのは自分には向いていないと感じていたので進学しませんでした。

きだ

研究職となると、話すよりも自分の研究に没頭することになりますもんね。

そこからなぜ枚方市役所で働くようになったんですか?

本田さん

研究と両立する形で枚方市のまちづくりをする活動に参加していたので、二足の草鞋をはいていたんです。

修士課程以降、研究を続けないと考えた時にまちづくりの方にシフトして、枚方市役所の事務職として働き始めました。市役所では、福祉の部署など色々周って、最後の方は「広報ひらかた」の編集もしていました。あとは、枚方市の公式WEBページやTwitterの運営もしていました。

きだ

幅広い分野で働かれていたんですね。

本田さん

こうして公務員として働いて、ちょうど30歳になる年に東京に行った時に科学館で「科学コミュニケーター募集」の張り紙を見つけました。

もともと、学生時代に学芸員の資格を取得していて、就活の時に博物館や科学館で働くのもいいなと思っていたんです。だけど、その当時は就職氷河期の終盤で、サイトなどで(学芸員の)採用情報を探しても見つからず、「自分にはご縁がないんだ」と思って枚方市役所を受けることにしました。

きだ

採用情報すらなかったら、もやもやしますね…

本田さん

市役所で働いている時、偶然、東京で科学コミュニケーターの募集を見つけました。そこで、科学コミュニケーターは「科学の世界と一般の社会を繋げる役割を担う」ということを知って、(科学の世界と社会の)両方に深く関わる経験をしてきたから、これで踏ん切りをつけようと記念受験しました。

東京の国立科学館なので日本では最上級ですし、「これで落ちたら今の仕事を心から頑張れるだろう」と記念受験したつもりが、合格してしまったんです。

きだ

記念受験のつもりが合格ってすごいです。運命の出会いですね。

本田さん

合格したのはいいんですが、公務員はやめざるを得なくなって退職しました。

きだ

公務員は副業禁止ですもんね…

本田さん

ただ、そこの科学コミュニケーターは任期が5年と決まっていて、最初からその次の職場を探すことを見据えて働かないといけませんでした。

東京に長く住むことは元から考えていなかったので、3年間科学館で働く中で科学コミュニケーターという職業を見極めた上で、次の仕事を探そうと決めました。

きだ

3年間という期限をつけたんですね。次の仕事を考えながらの勤務はなかなか難しそうです。

本田さん

3年間働く中で科学コミュニケーターはこれからの社会のためには必要な存在だといろんな人から伝えられたんですけど、他に科学コミュニケーターの人と出会う機会がなかったんです。

本当に社会に必要な存在なら科学館に所属しなくても成り立つ仕事だと思って、フリーランスとして科学コミュニケーターをしようと決めました。

あえてどこにも所属せずに、科学コミュニケーターという肩書きだけで生きていけるのかっていう実験を自分自身でしてみました。

きだ

働いていく中でより科学コミュニケーターの重要性に気づけたんですね。

自分で実験をする行動力がすごいです!

本田さん

東京には人もたくさんいて、すごくニッチなものまで色んな仕事がありますよね。

科学コミュニケーターは日本どこでも何か問題を抱える地域なら役に立てるお仕事なので、それなら東京にいなくても仕事をもらえて生きていかなきゃだめだと思って、独立後はまた大阪に帰ってきました。

今は大阪を拠点に、科学コミュニケーターとしてできることがあれば全国に仕事をしに行っています。

きだ

独立って、すごい挑戦ですよね。

本田さん

ほんとにすごい挑戦でした。

科学館の同僚も辞める時に「正気か?」って心配していました。

館長もきっと、気が気でなかったんじゃないですかね。でも、覚悟を決めていたので、すっぱりと辞めることになりました。

3.人との繋がりを大切に

きだ

科学館を辞めた後は何から始めたんですか?

本田さん

辞めてすぐは仕事がなかったんです。

大阪に帰ってきてからは「科学とか社会とか何か僕にできそうなことで、ピンと来たら連絡ください」っていうのを半年間くらい会う人みんなに伝えていたかな。

きだ

地道な作業ですが、そこからどんどん仕事につながっていきそうですね。

本田さん

最初は本当に科学コミュニケーターとしての仕事はほとんどなかったんですけど、だんだんと前職の元同僚とか、そこからの繋がりで科学館の立て直しの手伝いをしたり、子供向けのワークショップをしたりと、科学コミュニケーターとしての仕事を貰えるようになっていました。

一つひとつ仕事を積み上げていくと、関わった人が他の人に僕のことを伝えてくれたりして、仕事が増えていきました。

きだ

人脈がすごく大切ですね。

本田さん

そうですね。一つひとつのお仕事で関わった人ときちんと人間関係を構築していくからこそ、仕事が広がっていくし、こういう風にクチコミの方が信頼度が高いんです。

4.科学コミュニケーターとしての覚悟

きだ

これまでの経験の中で1番のターニングポイントって何ですか?

本田さん

まずは東京の科学館で科学コミュニケーターの存在を知ったことかな。

公務員っていう基本的には長く続けていくような仕事を辞めるきっかけになったんでね(笑)

きだ

偶然の巡り合わせですもんね。

本田さん

あとは、そろそろ次の仕事を考えないとな、というタイミングで司会をした科学館でのロケット打ち上げパブリックビューイングです。

日本人の宇宙飛行士が宇宙へ向かうロケットで、イベントには館長で宇宙飛行士の毛利衛さんが登場することになっていました。

きだ

大役ですね!

本田さん

そのイベント前日に、突如館長から不足の事態への心構えを聞かれまして。

きだ

え…!

本田さん

そんなこと聞かれるとは思わないじゃないですか。

でも、宇宙に2回も行った人からその質問を突きつけられると、そんな簡単には返答できなくって。結局翌日までの宿題になったんです。

きだ

即答できるような質問ではないです…

本田さん

一晩考えて次の日に「僕には(ロケットに対して)何かができるわけではないけど、科学コミュニケーターだからこそ、その状況から逃げずに、今わかっている情報をちゃんと正確に伝えたり、お客さんが何が不安かを聞いてそれが収まるように冷静に対応する覚悟を決めました。』って伝えました。

きだ

なるほど…

本田さん

結果的には無事ロケット打ち上げも、イベントも成功しました。

ただ、そのあと館長に対して行った自分の言葉の重さに、気づいちゃったんです。『覚悟を決めました」って宇宙飛行士に対して口に出せるくらい、この科学コミュニケーターという仕事に自分はやりがいを感じているし、だからこそ次の仕事でもこの肩書と職責をちゃんと持っていたいなという思いを自覚したんです。

その時から腹が据わって、独立した直後は仕事がなくなるかもしれないけど、それが怖くなくなったんです。

このイベントを経て、科学コミュニケーターとしてのいろんな覚悟が持てました

きだ

「覚悟を持つ」って仕事をする上で大切なんだと改めて気づかされました…

5.お客さんを軸に働きかける

きだ

学生時代から天文学を専門に学ばれていたと思うんですけど、なぜ天文学専門ではなく科学全体の科学コミュニケーターになろうと思われたんですか?

本田さん

元々宇宙が好きで大学でも宇宙に関する研究をしていたんですが、宇宙を好きになる以前に自然科学とか理科とか好きで、ニュースとかもよく見ていたり、天気予報も好きやし、科学全般に興味があったんです。

科学館に行くと宇宙コミュニケーターではなくて、科学コミュニケーターやからお客さんからしたら科学のどんな話でも対応してくれないと困りますよね。

きだ

はい。科学全般の知識があるのかなって思っちゃいます。

本田さん

科学コミュニケーターとして働いていく中で、お客さんに僕の好きなように話すのではなくて、お客さんが興味を持ってくれたことに対して科学とか宇宙とかの話を盛り込んであげると、勉強したというよりかはもう少し身近に科学の世界を捉えてくれるんじゃないかなって気付いたんです。

きだ

確かにそうですね!

本田さん

宇宙に特化するのは自分の好きにやっているだけじゃないですか。

科学コミュニケーターとして働くならお客さんが軸だろう、自分が知らないことでもその分野の専門家とお客さんをつないであげたらいいんです。

だからこそ、宇宙にこだわらず科学全般の科学コミュニケーターをしています。

きだ

自分の知らない分野のことは事前に調べたり、勉強したりするんですか?

本田さん

先にたくさん勉強しすぎてしまうと、自分で知った気になってしまうんです。

一応ざっくりとは調べますけど、自分も知らないっていう立場に置いておきます。

専門家の方と話すときは、先に専門的な知識まで勉強しておかないように心がけています。

きだ

あえて知らないことを作っておくんですね!

本田さん

ただ、専門家の話に乗らないといけないときもあるので、最低限の知識や情報は取り入れておくようにしておきます。

時には専門家っぽく、時には素人っぽく立ち振る舞うようにしています。

きだ

その立ち振る舞いの違い、すごいです!

6.知ったかぶりをしない

きだ

お仕事する上で心がけていることはありますか?

本田さん

知ったかぶりしないことです。知らないことは楽しいことだと思い続けるのは大事です。

きだ

信頼感にも繋がりますもんね。

本田さん

相手の興味とか、相手の考えとかが大事。仕事をする上で一番大切にしていることは相手の存在かな。

特にリモートで相手が見えない時でも、スタンプなどの小さな反応からどんなことを伝えてあげればいいか、推測して対応するように心がけています。

きだ

お子さんを相手にお話ししたり、ワークショップをしたりすると思うんですけど、子供向けの時にどのようなことを気をつけていますか?

本田さん

難しい言葉は使えないけど、子供扱いしすぎると子供はそれで傷ついてしまうんです。

きだ

確かに、子供扱いすると反抗的になる子供もいますもんね。

本田さん

子供は小さい大人やと思っています。言葉遣いは大人と同じにしますが、使う言葉の柔らかさを変えています。

「整理する」と「片付ける」は同じ意味ですけど、堅さが違いますよね。

あとは、子供の反応を見て理解していなさそうだったら言葉を変えたりしています。

きだ

何回も経験していく中で見つけて行ったんですか?

本田さん

はい。勉強して身につくものでもないので、いかにこのような現場を経験するかで身につけていきました。

7.しんどいこともスキルを磨く上で大切

きだ

今までで特に印象に残っている出来事はありますか?

本田さん

特に印象に残っていることがなくて、全部楽しいんですよね。

なんでこんな風に思うのかっていったら、成功したと思うハードルが低いからなんです(笑)

きだ

そうなんですね(笑)

本田さん

成功のハードルを毎回100点とかに設定していれば、それを超えた時が印象に残ると思うんですけど、なんせハードルが低いと毎回楽しい思い出になります。

その中でも特に覚えているとしたら、何年も僕とのやりとりを覚えてくれている子がいることですかね。何回も僕のイベントに参加して、話を聞きにきてくれる子供がいると嬉しくて印象に残りますね。あとは、なにげなく話した一言をずっと覚えてくれていたりとか。

きだ

じゃあ、大変とかしんどいっていう思い出はあまりなかったですか?

本田さん

大変なことはありました。科学館時代はワーカホリックでしたし、しんどいこともありました。けど、それも含めて科学コミュニケーターとして自分のスキルを磨く上で大事なことですし、経験したからこそできた仕事があるからそれも含めて楽しかったので全然苦ではないです。

8.会社に就職することが全てではない

きだ

これからの就職活動や将来について悩んでいる学生に向けて何かメッセージはありますか?

本田さん

目の前に見えている就活が全てではないです。大人やから言えるんでしょって思われたくはないんですけど。生き方って自分がどう生きたいかであって、仕事自体が生き様ではないんです。

就活うまくいかないからダメなのではなくて、就活という土台に自分が合わないだけと考えてもいいんじゃないかな。

きだ

学生は環境的にも就活をしなければって思ってしまいますね…

本田さん

「会社に入る=就職する」という呪縛からは解き放たれてほしいかな。

いろんな選択肢の中から自分の輝ける所が会社なら、それはそれでいいんだけど、「会社に就職しなければならない」とは考えない方がいいんじゃないかな。それくらいラフに考えて欲しいな。

8.社会に必要な存在だからこそ、有名になりたい

きだ

今後の展望について教えてください。

本田さん

有名になりたいです!

きだ

そうなんですね!

本田さん

科学コミュニケーターって今まで聞いたことがないですよね?
ほとんどの方がそうだと思うんですけど、聞いたことがないで終わらせたくないんです!

きだ

確かに、多くの方に知ってもらいたいですよね。

本田さん

科学コミュニケーターのステレオタイプはまだない状況なんです。
例えば「ニュースを分かりやすく解説する人=池上彰さん」みたいな。

これは結局職業として存在していないってことだと思っています。ただ、科学コミュニケーターは社会にとって必要な存在。機械とか何か物事を作り出す人はもちろん大切だけど、その作り出す世界とそれ以外の世界(社会)をつなぐ人にも価値があるはずです。

だからこそ、社会にとって必要な科学コミュニケーターを有名にしたいという展望があります。

きだ

作る人がいても、それを外に広げたり繋げる人がいないといけませんもんね。

本田さん

そうそう。こういう風に科学コミュニケーターが増えていくことで、日本各地でチームを作れて仕事を回せるようになったらすごく面白いなと思います。

きだ

確かに、すごく面白そうです!

9.監修する本について

きだ

今回監修された絵本はどのようなもの何ですか?

本田さん

今回監修した絵本は「少年がロボットと一緒に暮らす」という内容で、小学生が読めるくらいの絵本なんです。普通絵本ってファンタジーなものが多いんですけど、この絵本は科学的根拠に基づいたストーリーです。

きだ

少年がロボットと暮らす…

少し現実的で、面白そうです!

最新作の本田隆行さん監修作品「もしもロボットとくらしたら」
本田さん

あと、もう一つの特徴としては読み聞かせをする親も面白いと思うようなコラムを毎ページつけています。読み聞かせをしながら大人も「へえ〜」と思いながらついつい読んでしまうような感じです。

子どももストーリーを理解した上で、コラムの専門知識も蓄えられるような二段構えを絵本の中でしています。

きだ

大人が読んでも面白い内容なんですね!

今度読んでみます!

本田さん

はい!是非読んでみてください!

今回の絵本作家さんと作るのは3作目なんですけど、3作とも絵本作家さんに(僕の)監修内容が面白いと思ってもらえて、声をかけていただきました。

前回の本田隆行さん監修作品「月をめざしてしゅっぱつ」

10.ビィーゴは「自分の時間ができる場所」

きだ

「私にとってビィーゴは〇〇ができる場所」ということで、本田さんにとってビィーゴはどんな場所ですか?

本田さん

ビィーゴは自分の時間ができる場所。

家にいれば家事とか他のことがちらついたりするけれど、ビィーゴは日替わりで周りの人が変わるので、コミュニケーションをとらないといけない人がいなくて自分に集中できます。

きだ

今来ている利用者の方も、各々の作業に黙々と取り組まれていますもんね。

本田さん

仕事に集中したい、誰かとコミュニケーションをとりたい、リラックスしたい。それぞれがしたいことができる場所だし、それをスタッフの方々が支えてくれていると思います。

枚方市駅付近でよく時間が余る人は、自分の時間を有意義に使えるし、来てみたらいいのでは?と思います!

本田隆行さんプロフィール

本田隆行(科学コミュニケーター)
大学院では天文学を専門に研究をし、初代小惑星探査機「はやぶさ」の研究チームにも所属していた。
大学院卒業後は枚方市役所に就職。5年間勤務した後、東京の国立科学館で科学コミュニケーターとして働き始め、その後フリーランスとして独立。
大阪を拠点にしながら全国各地でワークショップの開催、書籍の執筆など、幅広く科学と社会をつなぐ活動をしている。

編集後記

今回のインタビューで、私は初めて科学コミュニケーターというお仕事がどのようなものなのか知りました。
「科学の世界と私達の住む社会をつなぐ」
これからの社会が発展していく中で、このような「間」をつなぐ科学コミュニケーターの重要性がさらに高まっていくのではないかと感じます。

「一つひとつの仕事で関わった人との関係を大切にする」
本田さんから、社会人として働く上でどの仕事も無駄にせず、覚悟を持って仕事に取り組む大切さを教えていただきました。

本田さん、素敵なお話をありがとうございました。


この記事を書いた人
きだ