ビィーゴpresents!! ABD読書会Vol.7 『組織の壁を越える「バウンダリー・スパニング」6つの実践』の様子をレポート!

皆さんこんにちは、ビィーゴスタッフの上北です。

今回は2023年3月18日 (土)にABD読書法を使った読書会ビィーゴpresents!! ABD読書会Vol.7 『組織の壁を越える「バウンダリー・スパニング」6つの実践』を開催しましたので、その様子をレポートいたします!

「ABD読書」とは?

「ABD読書法」という聞き馴染みのないワード。
これだけ聞くと「なんか専門的な感じ?」「私は関係ないか……」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!

ABD読書とは、参加者全員で1冊の本を分担して読み、内容を要約して他の人に発表することで、みんなで1冊の本を読む読書法です。

読書が苦手な人や読む時間がなかなか取れない人にとっても、短時間で簡単に読むことができます!

内容を発表したあとは、感想や気づきを発表します。自分だけでなく他の人の視点を通して本を考えることができるので、読書好きの方にもおすすめです。

組織の壁を越える「バウンダリー・スパニング」6つの実践

今回、読んだ本は『組織の壁を越える「バウンダリー・スパニング」6つの実践』という本。

「働き方改革」と謳われてひさしい昨今ですが、いまいち職場や会社組織の”働く雰囲気”というものが大きく変わったとは感じられませんよね。この本は、組織やチームで働く時に起こる様々な問題を分析して、大きく6つの実践にまとめあげた本です。

ゲストはワークショップデザイナーの奥野美里さん!!

今回の読書会では、ゲストファシリテーターとしてワークショップデザイナー奥野美里さんにお越しいただきました!

奥野さんは「グラフィックファシリテーション」という対話の内容をリアルタイムでわかりやすい図解に落とし込む技術を用いて、様々なワークショップの進行役(ファシリテーター)として活動されています。

[ゲストファシリテーター紹介]

奥野美里さん

グラフィック・ファシリテーション、ワークショップデザインのスキルを軸に、組織開発や教育・研修プログラムの開発・実施、事業開発プロジェクト等関わる。株式会社コクリエ所属。凸凹フューチャーセンター共同代表。生涯学習財団認定ワークショップデザイナー(マスター)。同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャルイノベーションコース在籍中。多様性がいきる対話型組織組織開発、対人支援分野でのグラフィックファシリテーションの応用について探求している。共著に「描いて場をつくるグラフィック・レコーディング: 2人から100人までの対話実践」(学芸出版)がある。
 ▼インタビューと対話の可能性について考えるFacebookグループ inter-view & dia-logue lab.( きくかくラボ ) https://www.facebook.com/groups/kikukakulab 
▼グラフィック・ファシリテーション実践コミュニティ かく、きく、はなす、かきはな倶楽部 https://www.facebook.com/groups/344942393856763

まずは自己紹介から

今回の自己紹介では「参加した理由」「今の気分」も話しました。

「他の人の意見を聞くことで自分の視野を広げたい」、「本の内容が気になって」という方や、中には「ABD読書会が好きで月に1〜2回参加している」という方もいらっしゃいました!

私は何回も読書会に参加しているのですが、何回参加しても内心はドキドキバクバクしてしまいます笑

「今の気分」を自己紹介で話したのは初めてだったのですが、気持ちを話すことで少し安心感がありました!

気持ちが落ち着いたところで読書会スタートです!

読書会スタート!

人数分に分けた冊子から担当のパートを決めていきます

どの部分を読むか争奪戦!・・・にはならず、初心者や自信のない方から順番に選んでいきました。
ページ数が少なめのものや、興味があってまとめやすそうなテーマを選ぶこともできるので初心者の方でも安心です。

私もちゃっかり薄めのパートをゲットしました笑

パートが決まったら、実際に読んで発表の準備をします!

冊子は書き込み自由!気になったワードやまとめたい部分にどんどん印をつけていきます。

読み終わったら、A4の紙4〜5ページに要約します。
内容全部をまとめなくても、自分の気に入った部分や他の参加者に伝えたいところをまとめてOKです◎

時間は読む(15分)+まとめる(15分)であわせて30分程度!
短いかと思いきや、全員が時間内で書き終えました!

いよいよ発表!

まとめが出来たら、本の内容順に掲示しいよいよ発表
制限時間は90秒です!

ここで初めて自分の担当パートの前後の内容を知ることになります。
すると、担当パートまでの流れがわかり、内容がスルスルつながる!!こうして他の方の発表を聞くことで自分のパートの理解も深まる気持ち良さがABDの醍醐味の1つだと思います◎

ゆるふわなイラストにも癒されました

話している内容は奥野さんのグラフィックによって、リアルタイムで絵と言葉に落とし込まれていきます。

グラフィックを見ながら聞いていると、気楽に聞いていても話の要となる部分を見失いませんでした!

意見交換で気付きを深めよう!

プレゼンが終わったらみんなで感想を共有!
今回は奥野さんのグラフィックを見ながらお話ししました。

今回は「リーダー」についての話が盛り上がりました。

本の中では、「共通の目的を作ることで現場の士気をあげる」タイプや、「人間関係の緩衝材になる」ようなリーダーの事が書かれていました。

しかし、本当に大切なことは、「リーダーの意識や存在以上に個々の人が当事者を持つことなのでは?」ということを参加者の方が実体験を交えて話してくださいました。

当事者意識をもってもらうためには、リーダー中心にコミュニケーションを図る必要があるのでは?」「仕事以外のことだと意見を伝えやすい。ABD読書もぴったり!」「コワーキングスペースで学ぶことは、立場の違うとコミュニケーションを取れたり視点を知れるよねと様々な意見が飛び交いました。

私自身は今年研究室で1番年上になって、自分の立ち位置に悩んでいたところでした。
その体験をを踏まえた感想を話したところ、周りの方にアドバイスを頂けてとても有意義な時間となりました!

学生の私にビジネス書はまだ早いと思っていましたが、実践できそうなアドバイスをいただけて大満足です^^

ビィーゴ5階では過去のABD読書会の展示を行っております!こちらもぜひご覧ください♪


ということで、第7回 ABD読書会 『組織の壁を越える「バウンダリー・スパニング」6つの実践』のレポートでした!

現在ビィーゴでは「なりたい私になるためのbook & talk!」という名前で読書会を行なっています!
どなたでもご参加しやすいゆるふわな雰囲気で開催しておりますので、皆さまのご参加もお待ちしております♪

次回からは、大学生以下の方の参加費は無料になります!
私も読書会を通して発表の練習ができ、就活の役にも立つと実感したので就活生の方おすすめです〜

皆さまのご参加をお待ちしております!

この記事を書いた人
上北
京都の大学院の2年生。
土日にいることが多いです!