第一回モルック守口市民大会〜エル守口カップに出場しました!

こんにちは!! ビィーゴイベントディレクターのながはらです。

2023年2月25日(土)に、ビィーゴメンバーのひらいわ、アサカワとともに守口市の京阪守口市駅前で開かれた第一回モルック守口市民大会〜エル守口カップに出場してきました。

早速、当日の模様をレポートしたいと思います。

そもそもモルックって?

ところで、皆さんはモルックをご存知ですか?まだまだ、ご存じでない方も多いと思いますので、ここで簡単にご紹介します。

モルックは、フィンランド生まれのスポーツです。プレイヤーは木の棒(これをモルックと言います)を投げてスキットル(木製のピン)を倒して得点を競い、50点ちょうどを目指します。

スキットルには1から12までの数字が書いてあり、倒れた数により点数が変わります。1本だけ倒れた場合はスキットルに書かれている数字が、2本以上倒れた場合は倒れた本数が得点になります

倒れたスキットルはその場所で起こします。そのため、プレイヤーは相手を上がらせないために、スキットルを遠くに飛ばして当てにくくしたり、他のスキットルをそばに寄せたりします。


例えば、あるプレイヤーの得点が42点の場合、8のスキットルを遠くに飛ばしたり、そのそばに9のスキットルを寄せたり(相手が9を倒してしまったら25点に逆戻り)するわけです。

このように、単に棒を投げてスキットルを倒すだけでなく、得点をめぐる駆け引きがあるところがモルックの奥深いところであり、魅力だと思います。

一般社団法人日本モルック協会によると、2023年2月時点の日本国内の競技人口は推定約100万人。なお、野球、サッカーの競技人口が700万人超だそうです。モルックって思っていたよりも、メジャーですね。

大会には25チーム計75人が出場

この日の大会は、京阪守口市駅の高架下、エル守口の商店主らでつくるエル守口名店会が主催。守口市外からの出場者も含め1チーム3名の25チーム計75名が出場しました。

我々ビィーゴチームの名称は「枚方グレーパーズ」です。ある時、たまたま男性スタッフ3人がグレーのパーカーを着ていたことがあって、その様子をtwitterに投稿したら意外に評判が良かったのです。そのことがあってこの名前にしました。もちろん、当日のドレスコードはグレーのパーカーです。

チーム名に枚方を付けたのは、ビィーゴとして枚方の外に出る以上常に枚方を(勝手に)代表して、枚方の魅力を伝えたい!という思いがあるからです。そう、我々は、枚方愛強めなんです。

ある日のグレパ3兄弟

いよいよ予選開始!

30分ほどウォーミングアップをした後はいよいよ試合開始!まずは、予選を戦います。

予選は1チーム3人×3チームの対抗戦。まず、50点先取(あるいは、10ターンor15分経過)のゲームを2回行い、それぞれ1位〜3位を決めます。その後、対戦相手を変えて同じことを繰り返し、各ゲーム1位〜3位に割り当てられるポイントの数を競います。

次の準決勝に進めるのは、25チーム中6チーム。思ったより狭き門です。

さて、我々枚方グレパーズがどうなったかというと・・・


最下位・1位・最下位・最下位で、25チーム中19位

残念ながら、予選敗退でした。

時折ナイスショットもありましたが、そもそも、スキットルに命中しない、命中しても勢い余って他のものに当ててしまい低得点になってしまうなど苦戦しました。

予選を突破するチームを見ていると、ある程度距離があっても当たり前のようにピンポイントで数字の大きいスキットルに命中させています。

命中するかどうかで一喜一憂しているようではまだまだですね。実力不足を痛感しました。

白熱の敗者復活戦!

というわけで、早々と敗退した我々枚方グレパーズでしたが、敗者復活戦がありました。
M-1グランプリでも敗者復活組が本戦で活躍することがありますからね。
我々も、最後の望みを託して挑みました。

敗者復活戦はノックアウト方式。8メートル離れたスキットルを倒し続けなければなりません。倒せなかった時点で即敗退です。8メートルっていうと近い気もしますが、実際にやってみると結構遠く感じます。細長い棒をコントロールするのは難しいんです。

しかも、決勝に進出した2チーム以外の23チームが出場でき、勝ち上がりは1チームだけという厳しい戦いです。この厳しさは、M-1と同じですね。

ちなみに、敗者復活戦の前に準決勝(3チームでの対戦×2組で1位が決勝進出)があり、こちらも熱戦が繰り広げられていました。準決勝敗退者には、敗者復活戦の第1投が免除される特典も。

さて、いよいよ敗者復活戦。我々枚方グレパーズは、モルック初挑戦ながら予選で一番調子が良かったアサカワに運命を託します。

果たして、結果は・・・。



命中せずでした。現実はうまくいかないですね。
おそらく、私が投げても失敗してたと思うので、アサカワを責めることはできません。
ナイスチャレンジ!でした。

ここで枚方グレパーズの戦いは終了。
守口で枚方の名を轟かせたいという我々の野望も潰えました。無念です。

ハイレベルな決勝戦!

我々の戦いは終わりましたが、大会は続きます。ラストは、25チーム中3チームによる決勝戦

精鋭たちによる戦いだけあって、めちゃめちゃハイレベルです。
ピンポイントで高得点のスキットルに命中させるのは当たり前。それに加え、相手に高得点を取らせないよう、スキットルをくっつけて妨害する、スキットルを遠くに飛ばすなど様々な駆け引きが繰り広げられます。まさに、モルックの魅力がギュッと詰まった戦いです。

遠く離れた場所や、他のスキットルに囲まれた場所…普通だったら諦めるような場所にターゲットがあっても、この人たちは果敢にチャレンジします。この辺り全く迷いがないんですよね。

見事命中させた時はもちろん、外してしまった時にも観客から「ナイスチャレンジ!」と歓声が上がります。

熱戦を制したのは、枚方を拠点に活動している枚方モルックの会所属のチーム「いたちゃんぺ」。
そう、枚方のチームが優勝しました。しかも、途中何度か外していた選手がウイニングショットを決めるという劇的な展開。

我々は、自分達が惨敗だったことなどすっかり忘れて「守口に枚方が勝ったぞ!」と大いに盛り上がりました。

感想:それなりに楽しめた。でも、勝負は勝たないとつまらない。

というわけで、やる方も観る方もそれなりに楽しんだ1日でした。でも、負けず嫌いの私としてはこう言わざるを得ません。やはり、勝負は勝たないとつまらない!

しっかりと練習して、我々もいつかあのヒリヒリするような舞台で闘ってやるんだ!
そう誓って会場を後にする、枚方グレパーズでした。

最後に、京阪百貨店の催事でラーメンを食べました。6時間野外にいて冷え切った身体に染み渡るような味でした。

試合後に食べたラーメン。

前述の発言と矛盾するようですが、モルックは敷居が低く、初心者も上級者も気軽に楽しめるスポーツです。ビィーゴでも、オフ会などのイベントでやってみたいと思っています。その時は、皆さんもお付き合いくださいね。

以上、「第一回モルック守口市民大会〜エル守口カップ」のレポートでした!!

この記事を書いた人
まさやん
ビィーゴのイベントディレクター兼写真部長です。大阪市生まれ枚方市育ち。地元を拠点に、全国各地のローカル&ソーシャルな活動に関わるべく、いろいろ動いています。趣味は、鉄道旅・読書・スポーツ観戦(特にラグビーが好き)。